「POP/U2」 97年 評価2.5
テクノ・ミュージックに走った3部作の中の最終作と位置づけられている。とはいっても過激な音作りは初めの3曲だけであって、それ以外はそうでもない。確かに3部作としてくくられるだろうが、アルバム全体として統一感のあったのは『アクトン・ベイビー』だけで、回を重ねるごとに中途半端な出来になった。
前半は初めの3曲が強烈な印象を残すが、それ以外はサビの部分以外は記憶に残らない。後半は短調な特徴のない曲が並び、翌日には曲を思い出せないくらいだし、聴くのが苦痛で、消去対象になる。